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2024/08/28

「特定空き家」に指定されると固定資産税が6倍

「特定空き家」とは

2015年に施行された制度で適切な管理が行わていない結果「保安上危険」「衛生上有害」「景観を損なっている」と行政から指定された空き家のことを指します。

「保安上の危険」とは

 ・建物が劣化しており、倒壊する恐れがある

 ・空き家が放置されており犯罪利用や放火、土砂の流出など近隣へ危険を及ぼす恐れがある

「衛生上有害」とは

 ・不法投棄されたゴミから悪臭・害虫が発生している

 ・害獣が住み着き糞尿をまき散らしている

「景観を損なっている」とは

 ・建物の外壁や窓が損傷している

 ・庭木や雑草が生い茂っている

 ・ゴミが放置されたままになっている

「特定空き家」に指定されてもすぐに固定資産税が6倍になるわけではありません。
特定空き家への指定後も自治体から改善のための助言や指導が行われ、それに従わず、「勧告」が行われると、その翌年に固定資産税が6倍になることとなっています。